またまた突然開催!一番重いボールペンランキング!
手持ち約70本のボールペンを重さ順に8位まで紹介します!
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重いボールペンの利点は?
重いボールペンのメリット
・筆記に安定感がある
※重量があるとペンが走りすぎるのを抑えることができ、筆記に安定感が生まれます。
・筆圧が必要ない
※ペン本体が重たいため、筆圧をそこまで掛けずに筆記できます。
・所有感がある
※ずっしりと手にかかる重量からは、何とも言えぬ満足感、所有感を得られます。
重いボールペンの欠点は?
重いボールペンのデメリット
・長時間使用しにくい
※重たいので手が疲れやすい。
・落下による破損
※一般的なボールペンより重たいため、破損が重度になる可能性があります。
・値段が高め
真鍮などの高級素材が使用されていることが多く、値段も比較的高めになります。
値段も高い上に壊れやすいので上級者向けのボールペンと言えますが、存在感のあるボールペンが多いです。
ボールペンの平均重さは13gなので参考にしてください。
Table of Contents
第8位:【TSUTAYA】HEDERAボールペン
値段に見合わぬ高級感を放つHEDERAボールペンが第8位。
重量:21.2g(平均値+8.2g)
HEDERAはDVDレンタルのTSUTAYAが展開している文房具ブランドです。
オシャレな外見の文房具が多い印象です。
HEDERAボールペンの特徴としてはやはりボディのスマートさです。
重さとスマートさを兼ね備えているボールペンは珍しいですね。
なぜ珍しいのか?
理由は簡単。使い辛いからです。
細くて重いペンは手から滑りやすく、必要以上の握力を要求されます。
その結果、少し使っただけで手が疲れてしまいます。
このHEDERAボールペンもその通りの使い心地になってしまっています。
せめて重心を低くするか、握る部分に何かしらの凹凸をつけて欲しかった…。
HEDERAボールペンは重心が高く設計されている上に、軸はスベスベしていて手が滑りやすくなっています。
デザインは非常に良いだけに惜しい逸品です。
第7位:【プラチナ】ダブル3アクション サラボ
本体を回転させて芯を出す多機能ボール&シャープペンダブル3アクションサラボが第7位。
重量:22g(平均値+9g)
シャープペン、黒・赤ボールペンの3種類を内蔵。
回転式芯切り替え機能を採用することにより実現したスリムボディ。
多機能ボールペンとしてはかなりスマート!
しかし、持ちにくいほどの細さではありませんので、しっかりと使い勝手を考慮して設計されていることがわかります。
ただ回転式の難点として、直感的な操作ができないので最初は自分の使いたい芯を出すまでに時間がかかります。
一般的な多機能ボールペンであればボールペンの上側面に出てくる芯に合わせた色のボタンがあるので、直感的な操作が可能ですが回転式ではそうもいきません。
慣れればキチンと操作できるようになるはずです。
芯を切り替える際にほとんど音がならないのもGOOD!
シャープペンが内蔵されているので頭頂部のキャップを外すと消しゴムがついています。
非常にバランスよくまとまっている一本です。
ビジネスシーンにおいても問題なく使うことができるので、プレゼントにもおススメです。
第6位:【uni】ピュアモルトプレミアム4&1
握る部分にウイスキー樽の木材を使用している多機能ペン、ピュアモルトが第6位。
重量:24.6g(平均値+11.6g)
シャープペン、黒・赤・青・緑ボールペンの5種類が内蔵されています。
ボールペンのインクには油性ボールペンの定番「ジェットストリーム」と同様のインクが使われているので、発色、書き味、滑らかさは抜群。
ジェットストリームの替芯は取り扱っている店舗が多いので、芯の交換が比較的容易なのもポイント。
軸に樹脂を浸透させた木材(オーク材)が使われているため使い込むほどツヤが出てきます。
長期間使い込みたい場合はペン中心の結合部に負担をかけ過ぎないようにしましょう。
芯を交換する際に誤って反対方向に回転させたりしてしまうとひびが入ってしまいます。
軸は持ちやすい太さとなっていますが、木材なのでラバーグリップのグリップ力には及びません。
手が濡れていたりすると滑りやすくなってしまいます。
第5位:【KYOCERA】KB-25WN
スマートフォンや太陽光発電などを取り扱っている京セラから発売されているキャップ式ボールペンKB-25WNが第5位。
重量:31.3g(平均値+18.3g)
高級感あふれる見た目の通り、ずっしりとした重さを感じます。
ボディ全体にはメッキ加工が施されており、キャップを外すとラバーグリップが巻かれているペン先が出現します。
このラバーグリップは硬めでありつつも、手が滑りにくくなっています。
しかし一点気になる点として他のボールペンに比べ、ラバーグリップのニオイが強いです。
普段からキャップで常にラバーグリップが密封されている都合上、ラバーグリップのニオイが取れにくくなってしまっているようです。
高級シャープペンとしては珍しい水性インクが採用されています。
さらさらとした軽い書き味や、インクの発色の良さが人気のインクですが「乾きにくい」という明確な弱点があるのも特徴です。
本体よりもキャップ部分が非常に重たいのでペンの頭頂部にキャップを装着すると重心位置は高い位置になります。
「重心を高くしたくない」「重量を軽くしたい」という場合はキャップを外して使用するのもまた一つの使い方だと思います。
第4位:【サクラ】ボールサインプレミアム4*1
黒・赤・緑・青(4種類)×シャープペンシル(1種類)の合計5種類の芯を搭載した多機能ペン、ボールサインプレミアム4*1が第4位。
重量:32.2g(平均値+19.2g)
ペン全体がゴツゴツとしたメタルボディになっており、当然重さはかなりのものです。
グリップには握りやすいように凹みがつけられています。
どことなく拳銃(リボルバー)の弾倉のようにも見えます。
ボールサインは芯(リフィル)の性能がよいのも特徴であり、水性顔料らしい発色の良さと書きやすさを持っています。
しかし注意点として、ジェットストリームに比べ、少しマイナーであるこのボールペンのリフィルは入手するのが難しく、場合によってはネット通販などに頼ることになってしまうかもしれません。
ペン先は0.5mmと一般的なボールペンに比べてやや細めですが、それ故のガリガリとした書き味には中毒性があります。
ペン先が細いせいか、インク詰まりが少し発生しやすいように思うのも注意点です。
第3位:【クロス】カレイピュアクロームボールペン
アメリカの高級筆記用具メーカー「クロス」が発売する カレイピュアクロームボールペンが第3位。クロスの万年筆はモンブランなどと同様に有名ですね。
重量:34.6g(平均値+21.6g)
アメリカの高級筆記用具メーカー「クロス」が発売する繰り出し式ボールペン。
クロスの万年筆はモンブランなどと同様に有名ですね。
銀色一色で統一されたボディがキレイです。
重さも非常に重く、満足感・所有感を得ることができます。
プレゼント用としてイニシャルを入れることも可能でした。
ノック音や、キャップの煩わしさを考えずに済む繰り出し式なのが特徴です。
インクは油性インクであり、海外製のボールペンのインクとしては、書き味が軽くなっています。
海外の油性インクは粘度の高いインクが使われていることも多く、人によって好みが別れやすいイメージです。
海外メーカーのペンはペン先の太さの規格が違っていたり、国内製のボールペンとは少し勝手が違ってくるので購入の際は注意した方がよいでしょう。
ペンの側面にクリップがついていますが、ビックリするくらい硬いです。
手帳の表紙などに挟むのは厳しいかもしれません。
衣服の胸ポケットなどであればなんとか挟めるでしょうか。
第2位:【マイスター】ツールペン
一本で5役!?他とは別の意味で多機能のツールペンが第2位。
重量:36.3g(平均値+23.3g)
物差し、ドライバー、水平器、スマートフォンなどに使えるタッチペンがついているボールペン。
水平器としての機能を発揮するためか非常に重たく作られており、平均のボールペン比べて23gも重たくなっています。
23gが果たしてどの程度かというと単三電池一本分です。
文鎮のような使い方をしてしまうのもありなのかもしれません。
頭頂部がタッチペンとドライバーになっているので、繰り出し式を採用しています。
ノック音に悩むことはありません。
ボディは鉛筆のように六角形になっています。
インクは油性インクで、かなり粘度が高いインクが使用されているようです。
重い書き味になっています。かすれやすくなっている点も注意です。
経年劣化してくると物差し部分の塗装が剥げてきてしまいますが、これは仕方がないことですね。
第1位:【キングジム】USBケーブル付タッチペン&ボールペン
重量:39.4g(平均値+26.4g)
急にmicro USB Type-B対応のUSB2.0コネクタが必要になることもあると思います。
そんな時、このボールペンを携帯しておけば、ササっと問題解決!
タッチペン機能もついているので、スマートフォンがmicro USB Type-B端子充電に対応していれば充電をするためのケーブルがついているタッチペンとして活躍可能です。
繰り出し式のボールペンもついているので一人何役もこなすことができます!
…という売り文句で発売されていた珍ボールペンです。
購入した当初はmicro USB Type-B端子もよく使われていましたが、現在ではもう型落ちの規格端子というイメージです。
なぜが非常に重たく作られており、手持ちの中では一番重たいボールペンとなっています。
タッチペンとしてはまあまあの感度ですが、あまり画面に強く当てすぎると内部に収納されているボールペンのペン先がスマートフォンの画面に激突するのであまり激しくタッチしてはいけません。
タッチペンとして活用することを考えると軽くした方が使いやすかったのではないかと思います。
繰り出し式のボールペンは油性インクです。繰り出すことでタッチペン部分にあいている穴からボールペンの芯が出現します。
性能はかすれやすい油性ボールペンといったところで、ボールペンとしての評価もあまりよくはありませんので、使用するために購入するのはお勧めしません。
とても珍しいボールペンですが、完全に時代に取り残されてしまっています。
最後までお読みいただきありがとうございます。ずっしりと腰を据えて使える重たいボールペンを一本、持っておくのもいいかもしれません。このデータが何かの参考になれば幸いです。