カチッ…カチッ…カチッ…。
ノック式ボールペンを使う上で避けては通れない「ノック音」
気になる方は気になるはず…。
音の鳴らないキャップ式や繰り出し式もあるけど、やっぱりノック式が使いたい!
今回はそんなあなたのためにノック音が目立ちにくいボールペンを10本、ご紹介します。
約70種のノック音を騒音計で測定した結果などをもとにランキングしました。
ボールペンの平均ノック音は76dBです。
※音圧を表すデシベル(dB)数は環境によって変化しますのであくまで目安です。
Table of Contents
第10位:【uni】ベリー楽ノック
ノック音:約70dB(平均-6dB)
ノックが楽々?ベリー楽ノックが第10位!
どこかで見たことのある形状・色のボールペンです。
軸の太さ・本体の長さも平均的です。
誰でも使いやすく、過不足のない基本性能になっています。
インクの粘度が高いためか、書き味が重めです。
一字一字、じっくりと書きたい場合にはおススメです。
ラバーグリップには小さな穴があいていて指に吸い付きます。
その上本体も軽いので、かなりの安定感を持っています。
ノック音はパチッパチッと高い音なので耳に付きやすいイメージです。
ノック感は引っ掛かりが全くなくスムーズで快適です。流石は楽ノック!
第9位:【ゼブラ】サラサドライ
ノック音:約69dB (平均-7dB)
超速乾インクでサラサラ書けるサラサドライが第9位!
サラサラ描ける水性ボールペンのサラサが乾きやすいインクになって登場!
水性ボールペンは発色が良く、インクのかすれも少ないですが乾きにくく、にじんでしまったり紙面を汚してしまったりしてしまうことがデメリットでした。
このボールペンのような乾きやすい水性ボールペンを求めていた方も多いのではないでしょうか。
乾きやすいってどの程度?
という疑問が湧くと思いますが、普通の紙に書いて2~3秒待てば手で擦っても全く問題ないレベルです。一般的な水性ボールペンよりは明らかに早く乾きます。
書き味は「サラサラ」という表現がピッタリです。
インクフローも非常に良く、かすれることはほとんどありません。
ノック音はコチコチッと前半低め、後半高めの音です。
ノック感はスムーズですがバネが強いのか少し力が必要です。
第8位:【DELFONICS】500136-900
ノック音:約71dB (平均-5dB)
鉛筆のような見た目が特徴の500136-900が第8位!
非常にコンパクトで携帯しやすい一本です。
手帳用のボールペンとして活用するのもまた一興。
インクは油性、線の太さはボールペンとしては標準的な0.7mmのみです。
油性ボールペンらしい少し重い書き味です。
実際の鉛筆に近い軸径なのでとても細く仕上がっています。
ちなみに鉛筆の太さ、長さは規格が定められており、長さは172mm以上、太さ8mm以下です。
一般的なペンの長さは平均で140mm、太さは10mmなので鉛筆のスマートさがよくわかります。
ノック音は比較的高めのカチカチ音。
ノック部のパーツが干渉しているのかノックする際に引っ掛かりを感じます。この辺りは個体差や、使い込みで変化してくるのでこの製品すべてがそうであるとは限りませんが…。確認してから購入を!
第7位:【サクラ】レトリコボール
ノック音:約70dB (平均-6dB)
シンプルでオシャレなレトリコボールが第7位!
一般的なボールペンよりボディが細めです。
軸は12角形に加工されていて、滑り止めとして横方向のライン入りです。
しかし、ラバーグリップと比べると、やっぱり手が滑りやすい。
インクは油性でペン先は細めのニードルチップです。
太さは0.4mmのみ対応の細書き用です。
この細いペン先のためか、油性ボールペンとしては書き味が軽くなっています。
ノック音はコツコツと落ち着いた低めの音です。
第6位:【ゼブラ】フォルティアCONE
ノック音:約70dB (平均-6dB)
CONEの名の通り、円すいボディが特徴のフォルティアCONEが第6位!
デザイン性もさることながら、先細っていく形状は以外にも持ちやすい。
実用性も考慮されています。
インクはエマルジョンインク。
エマルジョンインクはゼブラが開発した新インクで油性インクと水性インクの中間のような性能です。
書き味は水性ボールペンに近く、滑らかです。
色は油性と水性の中間くらいの黒色といった感じです。
ゼブラのボールペンはエマルジョンインクが基本となっていくのでしょうか。
ノック音はカチカチッと正統派です。
ノック感はスムーズでとても軽い!是非一度手に取っていただきたいですね。
第5位:【uni】ニューライナー
ノック音:約70dB (平均-6dB)
一本80円!コスパ上位のボールペン、ニューライナーが第5位!
昔から変わらないデザインと価格で勝負!
クリップがほとんど飾りのような性能なのもご愛敬です。
書き始めがかすれてしまいやすいのでメモ帳の角で渦巻マークを書くのはおなじみの儀式です。
ボールの滑りはいいので素早くも筆記できますが、筆圧をかけないとインクの色が薄くなってしまいます。
ノック音はカチカチッと正統派ですが、単純に音量が低めです。その代わりノック感が少し重めです。
第4位:【ゼブラ】ブレン
ノック音:約70dB (平均-6dB)
ペン先が全くガタつかないので、滑るように書けるブレンが第4位!
近年急速に普及しているボールペンで色々な場所で見かけるようになりました。
ボールペン界の不動の王者ジェットストリームに勝るとも劣りません。
インクはエマルジョンインク。
エマルジョンインクは既存の油性インクに比べて滑らかに筆記できます。
このインクとペンがブレない仕様のためか、筆記する際にペンが滑りすぎる感覚を覚える方も多いようで賛否があります。
ノック音はカツッカツッと低めでうるさく感じにくいと思います。
ノック感はスムーズでストレスはありません。
第3位:【ダイソー】ツートーンボディボールペン
ノック音:約69dB (平均-7dB)
三色入りで100円!一本当たり33円!ダイソーのツートーンボディボールペンが第3位!
コストパフォーマンスが非常に高いボールペン。
ラバーグリップやクリップなどボールペンとして最低限のものは搭載されていますが、肝心のペン先の性能が良くなく、書き味が油性ボールペンであることを考慮しても重いです。
インクフローも良くはなく、かすれてしまうので使い勝手は正直悪いです。
値段相応といったところでしょうか。
ノック音とノック感は悪くないので惜しいと感じます。
第2位:【協和工業】三代目直記ペン
ノック音:約66dB (平均-10dB)
変わった見た目のサイドノック式ボールペン、三代目直記ペンが第2位!
定規なしで直線を引けるペン。だから直記ペンです。
ペンの上部についているこのローラーを紙に押し当てながら書くと直線の出来上がり。
一見ネタっぽいボールペンですがちゃんとしたボールペンも搭載されています。
インクは油性インクです。性能は残念…と思いきや意外なほど書きやすい!
書き味は軽めのスラスラした書き味です。
インクの発色も地味に良いものになっています。
ボールペンとして優秀な性能を持っているにも関わらずこの見た目。
能ある鷹は爪を隠す…ということでしょうか。このボールペン…デキるっ!
ノック音はサクッサクッというような軽い音です。
他のボールペンと比較しても抜群に静か!
ノック式とは構造が違うので当たり前かもしれませんが…。
第1位:【ゼブラ】スラリ300
ノック音:約66dB (平均-10dB)
シンプルボールペンスラリ300が第1位!
シンプルイズベスト。
スラスラとした書き味に定評があったスラリが300円に値上げしてバージョンアップ!
とても300円には見えず、高級感を感じます。
ペンの重心がほぼど真ん中にあるため、誰が使っても安定した性能を発揮します。
インクはゼブラの十八番エマルジョンインク。
スラスラとした書き心地は以前のスラリのままです。
気になる点があるとすればラバーグリップとクリップです。
スラリ300のラバーグリップにはそこまでの滑り止め効果がありませんので注意。
クリップも少し硬くて、開くのが大変です。
ですが、総合的に見れば非常に良くまとまっています。
ノック音はコツッコツッと低めの目立ちにくい音。ノックはとってもスムーズで軽く、引っ掛かりなどは一切感じません。
番外編:Calme(カルム)シリーズ
追記:ついにメーカー公式の静音ノック式ボールペンが誕生!
ノック音:約59dB (平均-17dB)
流石の静かさ!文句なしの静音ボールペンです。
詳細は↓から。
ノック音:約78dB (平均+2dB)
あれ…?そんなに静かじゃない…?
あくまで普通の多機能ペンより静かということです。
多機能ペンは音が響きやすいですからね。
詳細は↓から。
最後までお読みいただきありがとうございます。
この記事があなたの参考になれば、幸いです。