数あるシャープペンのグリップ素材。
今回はエラストマーに着目!
手元にあるエラストマーグリップを採用しているシャープペンを全て調査し、滑りにくさを比較しました。
またまたマニアックな記事ですが、どうぞよろしくお願いします。
コチラの動画では全55種類を紹介しています!
是非ご覧ください!
Table of Contents
エラストマーグリップって何?
弾力のあるゴムっぽいグリップは全部エラストマーです。
ペンのグリップに関してはその認識で問題ないと思います。
※今回「αゲル」に関しては特殊素材ということで除外しています。
少なくとも、筆者はそう思っています。
複雑な特性もあるのですがここでは割愛いたします。
滑りにくさ★1
【TWSBI】PAGODA
オシャレなデザインに定評のある海外の文具メーカーTWSBI(ツィスビー)のPAGODA(パゴダ)です。グリップはサラサラな感触。
【ゼブラ】デルガードタイプER
芯が折れない系シャープペンの鉄板「デルガード」にグリップを装着したものがコチラです。ペンを逆さまにするとキャップから消しゴムが出てきます。グリップ力はそれほど高くありません。
滑りにくさ★2
【ダイソー】コーティングシャープペン
驚異のコストパフォーマンスを誇るダイソーのシャープペン。ボディの色はブルーとブラックの二色セットです。グリップ部に溝が入っていますが、ボディが細すぎるためか、それほどグリップ力を発揮しません。
【ゼブラ】タプリクリップ
ゼブラのお値打ちシャープペン、タプリクリップ。ロングセラー商品なだけにボディの太さや握りやすさは完成されていて、しっくりきます。グリップ自体のグリップ力はそこまでありませんが、ボディの太さと相まって握りやすいです。
【無印良品】ポリカーボネイトシャープペン
抜群の透明感を誇るポリカードネイトで作られているシャープペンです。グリップはサラサラな触感で滑り止め効果はそれほど期待できません。一本80円なのでコスパ良し。
滑りにくさ★3
【ゼブラ】マイティグリップ
テニスラケットのグリップから着想を得たというシャープペン。グリップは自分の好きなよう巻くことができ、必要であればグリップ部分のみを買い足すこともできます。つまりボディの太さも自由自在です。グリップの感触がサラサラの「ドライ」とペットリした「ウェット」の2種類があります。どうぞお好きなものを!
【ステッドラー】triplus776
triplus(トリプラス)は三角形を意味する言葉です。その名の通り三角形のボディが特徴のシャープペン。軸全体がラバー素材でできており、まあまあの滑り止め効果を持っています。
【ぺんてる】.e-sharp
残り3.5mmまで芯が使えるエコロジーシャープペン。グリップ力はそれなりにあり、ボディの太さも一般的なサイズ。お値段も安く、普段使いにはうってつけのシャープペン。
【ぺんてる】エナージェル
ボールペン業界では滑らかな書き味に定評のあるエナージェル。これはそのシャープペン版となっています。グリップには波型の模様がはいっており、それがグリップ力を向上させています。ボディは一般的なシャープペンシルに比べて太めになっています。
【uni】クラフター
大抵のものは挟めそうなクリップが特徴のシャープペン。太めのボディとそれなりのグリップ力が合わさっているので持ちづらくはありません。クリップは挟むモノの厚さに応じて形状が変わるようになっています。
【パイロット】レックスグリップ
スタイリッシュな模様が描かれたグリップが特徴のシャープペン。模様に手が合えば、とても持ちやすいという話をよく聞きます。そこまで指に食いつかないタイプのグリップです。
【コクヨ】鉛筆シャープ
鉛筆のような書き味を目指した、コクヨの鉛筆シャープです。書き味の秘密は芯の太さです。ボディ全体がラバー素材で、三角形になっています。トリプラスと似ていますが、こちらのほうがボディが太めになっています。
滑りにくさ★4
【ぺんてる】スマッシュ
軸からグリップが浮き出ている少し変わったシャープペン。グリップ力は意外と高く驚きます。一般的なグリップ付きシャープペンとは一味違った持ち味となります。ボディは細めのスマートなデザイン。カラーバリエーションが異常にあるので好きなデザインが一つはあるかと思います。
【ニトムズSTALOGY】S5010
クリップがついていない珍しいタイプのシャープペン。転がり止めがないのでどんどん転がります。ペン全体がラバーグリップになっていて、グリップ力はなかなか高めです。個性派のあなたに。
【uni】クルトガグリップ付き
シャープペンの定番、クルトガにグリップが付いたものです。芯がクルクル回ることで芯先が太らず、常に一定の太さで筆記をすることができます。グリップ力はかなり高い部類でボディも太めですのでしっかりと握ることができます。
【パイロット】ドクターグリップエース
パイロットの有名ブランド「ドクターグリップ」に様々な機能を盛り込んだシャープペン。これまでのドクターグリップに比べてグリップが硬めの素材でできているので、そこまで指には食いついてきません。パイロットの集大成です。
【コクヨ】鉛筆シャープTypeS
鉛筆シャープのボディを三角形から鉛筆と同じ六角形にしたシャープペン。鉛筆シャープにはなかったクリップや消しゴムも搭載されています。ラバーは握る部分のみについています。ボディの太さも相まって持ちやすさは抜群!
滑りにくさ★5
【パイロット】オプト
ドクターグリップではないパイロットのグリップ付き太めシャープペン。流石というべきかグリップ力は非常に高く、指に食いついてきます。ドクターグリップよりも少し細身なので、「ドクターグリップが太すぎる」という方にはちょうど良いかもしれません。
【パイロット】ドクターグリップGスペック
疲れにくいペンとして社会現象をも巻き起こしたグリップ付きシャープペン。人間工学に基づいた、完成されたデザインをしています。当然グリップ力もかなり高く、非常に持ちやすく疲れません。唯一の欠点はグリップに汚れがついてしまいやすいことですねぇ…。
【トンボ鉛筆】オルノスイフト
ボディを折って芯を出すボディノック式を採用している珍しいシャープペン。ボディノックのためか、軸が非常に太くなっていてグリップもペンの下半分にバッチリついています。グリップ力も強力です。太さはドクターグリップ以上で重量もあるので好みが分かれると思います。
【プラチナ】オレーヌ
コスパ抜群の折れないシャープペン。ペン先に芯を守る「オレーヌシールド」が搭載されています。一般的なシャープペンより短めなのも特徴。グリップは三角形になっていて、滑り止め用の模様も入っているのでグリップ力はかなり高めです。ドクターグリップとはまた違うグリップ力を感じることができます。
エラストマーグリップシャープペンは非常に多く、選択の幅があります。是非お気に入りを見つけていただければと思います。この記事が何かの役に立てば幸いです。